FM長野

今日は、英語で言うとdoとbeという言葉があるんですけど、doっていうのは何かをする、
beはそこに居るっていう意味なんですが、家の中にはこのdoという空間とbeという空間
が混在している訳ですけど、doとbeを意識してみようというテーマでお話を。

 

家の中でdoっていう作業はですね、どんな居住空間であっても消すことは出来ないん
ですよ。例えば、料理を作るとか食べるとか洗い物をするとか洗濯物を干すとか畳むと
か。そういうのってアパートにお住まいの方も新しいお家になってもその作業そのもの
は消す事は出来ないので、doという空間は家の中で必要な空間で、一方で何となく寛
ぐとか雑誌を眺めるとかテレビを見るとかっていう、何かをしてるわけじゃないんだけど、
何となくボーっとしてるとか、そういう空間ってbeの空間で、これはこれで必要なわけで
すね。これを綺麗に整理してあげると家作りっていうのはすごくスッキリしてきますよって
事なんですよね。特にアパートにお住まいの方はですね、どうしても部屋そのものを広
く作ってあって、特に女性の方はですね、ながら作業が得意なんですよ。例えばアイロ
ン掛けながらテレビ見るとか、洗い物しながら子供の面倒見てるとか、子供の宿題の様
子を見ながらミシンかけてるとか。ながら作業が得意なんですよね、女性は。で、アパー
トの場合なんかだと、特に居間の所はそれなりに広さがあるんだけど、本来doをしなきゃ
いけない所、例えばゴミを仕舞うとか、たまった食材を片付けるとか、洗い終わって畳ん
だ衣類をどっかに収納するとか。そういう収納スペースがすごく小さかったり、キッチン周
りが充実していなかったり、脱衣室が狭かったりすると、どうしてもそもそもdoの空間が充
実してないから、洗濯物はカーテンレールに掛けっ放しになりがちだし、本来座るはず
のソファーの上に衣類が置きっ放しになってしまったり、あとはダイニングテーブルもキッ
チンがあまり充実していないと結局キッチン周りのものが仕舞いきれないもんだから、ダ
イニングテーブルの上がもの置き場になったり。で、すぐ横で子供さんが宿題してるとか
ね。本来doでやらなきゃいけない事が整理されてないから、beの空間にどんどんどんど
ん進入してくるんですね。

doの空間は新しい家でも残りますから、実は広いリビングが良いわっていうそっちにいき
なり走るんじゃなくて、そもそもdoの空間、例えば私は片づけが苦手だなと思ったら、片
づけが苦手な人は新しい家になっても苦手なわけですから、普段使いのものをちゃんと
仕舞える空間をリビングに作ってあげれば良いし、お料理が好きな方なんかだったら、キ
ッチン周りのところの食品庫をちゃんと充実させてあげれば良いし、衣類関係が多い方
はちゃんとクロークとかっていうのをきちんと作ってあげれば良いし、室内干しをするのが
好きな人、あるいはご家族の中に花粉症の方がいらっしゃって室内干しの方が多いって
方は、ちゃんと室内干しが出来る空間を作ってあげれば良いし、脱衣室なら脱衣室でそ
こに肌着類とかタオルとかをちゃんと仕舞える空間も一緒に作ってあげれば良いし。

炊事洗濯掃除、三大家事って良く言いますけど、その中でどれが好きとか得意とか苦手
とかってやっぱり人によって違うんで、その辺はお話をお聞きした中で、新しいお家では
最初のこの辺りのdo空間って言うのを上手く整理して充実させてあげると、実はbeの空
間である居間だとかダイニングだとか、いわゆるリビングダイニングって言う空間が、いつ
もスッキリ片付いた空間になってくるんですね。

 

 

空間工房         岡本竜人さん

 


2018年10月23日

ホームバザーただ今のオススメ商品は、苔玉でございます。

 

それぞれの方に、色々な植物が植わっているっていう物になっております。サイズ的には
とても小ぶりなので、机の上にも置けるようなサイズになっております。例えば、テーブル
ヤシとかですかね。あとはシマトネリという。お店の方で色んなものがあるので、見て頂けた
ら良いと思います。

ガラスの容器は勿論、和柄の物や洋の物で、その置き方によって雰囲気がまた変わって
きますので、そちらもオススメですね。

 

その他のオススメは、お部屋のテーブルで楽しめるバーベキュープレートがオススメです。
こちらなんですけれども、レコルトと言いまして、一人使いは勿論、カップルや少人数の
ご家庭にちょうど良いコンパクトでカラフル、そしてシンプルでスタイリッシュな調理家電
を扱っているメーカーさんから出ている所謂ホットプレートですね。色も綺麗なので、冬
の時期って気分がちょっと下がり気味なんですけれども、気分も明るくなるようなお色の
展開をしていますね。

 

 

ホームバザー  佐久店 篠原あいりさん


2018年10月09日

 

まずですね、片付け苦手だわーっていう方が困っている事ってどんな事があるかなって
お伝えしたいんですけども、苦手だわーっていう方には、とにかく毎日忙しい方が多いん
ですよ。毎日忙しくて、日々のものが片付かずにどんどん溜まって、ストレスになってしま
っているんです。例えばですね、毎日の洋服で上着などが日々積み重なっていったり、
キッチン、ダイニングテーブル、リビングテーブル、使った物が使ったまま置かれて積み重
なっていってしまったりしているんですよね。さらに月日が経っていくと、もう何処から手を
付けようかとなってしまうと、重い腰がさらに上がらなくなってしまったりもします。また、元気
がある時はいつも部屋を綺麗に保てるって方も多いと思うんです。でも本当に疲れていた
り、忙しい日々が続くと、部屋が崩壊してしまうなんていう方も多いと思います。

そんな片付け苦手さんにオススメなのが、リセット習慣を始めることです。リセット習慣とは、
毎日一日が終わる時に、毎日同じ事で一つだけ片付けることを決めて行う事なんです。
自分のお家の状況に合わせてこれなら毎日出来るかな、という片づけでOKなんです。片
付ける場所ややる事を決めるポイントなんですけども、自分に余裕が無い時にでも出来る
事を基準にして、毎日同じ片付ける事を決めるんですね。忙しい毎日の中では、今日は
何もしないで寝たいっていう日ありますよね。でも食事を作って、食事の後片付けをしない
といけなくて、特に家事を行う女性はたくさんのやらなきゃいけない事が毎日あると思うん
です。さっきもお伝えしたんですが、元気な時は良いんだけど、ちょっと元気が無い日に片
づけが溜まってしまうと、次の朝ため息から始まるんですね。だからこそ余裕が無い時にで
も出来るっていう基準でリセット習慣する場所を決める事が大事なポイントなんです。

トトノエ堂のスタッフも実践している事がいくつかあるので、お話しても良いですか?スタッ
フはですね、例えば洗い物の食器をシンクに残さないで、とにかく食洗機に入れてから寝
る、とかですね。あと、テーブルですね。上は必ず何も無くする、とか。あと、よくお話に出
るのがですね、皆さんの中でも一回着てまだ洗わない洋服っていうのは日々出るんですけ
ど、っていうお悩みをよく聞くんですが、例えばそういうものもソファーとか、部屋の片隅に
置きっぱなしにしないで、必ずこの棚の上にまとめてから一日を終える、とかですね。それ
でですね、本当に余裕が無い日はですね、テーブルの上を何も無くするにしても、何も無
ければOKで、別の所にとりあえず移せばOK、とかですね。緩々でルールを作って、まず
毎日続けて頂きたいなーと思います。で、このリセット習慣を身に付けていけば、毎日一回
はスッキリするところが生まれていくんですよね。だからこの習慣が、しっかりと部屋を片付
けようという一歩に、今後繋がっていくかなと思いますので、是非今日毎日リセットする場所
を一箇所決めてみてください。

 

 

 

収納企画トトノエ堂     大島千恵子さん


2018年9月10日

最近本当に人生100年時代という言葉をよく耳にするようになったんですけども、一昔
前ですね、60歳以降は老後みたいな言い方をしてたんですけども、最近はもうセカン
ドライフみたいな形でですね、言い方も変わってきてます。で、リフォームとかですね、
そういったお客様とお話していても、以前は「今さらお家のリフォームにお金を掛けるの
は勿体無いなー」なんてお話で、「壊れたものを交換するだけで良いか」なんてお話も
あったんですけども、今は逆に積極的にですね、皆さん住まいの事を考えるようになっ
てきています。実際50歳になったとしてもですね、100歳まで生きるんだよって考えた
時ってまだまだ半分に到達したばっかりなんですよね。

 

今回お伝えしたいことを3つに絞ってみました。

 

まず考え方のポイントとしましては、「住まいをもっと自分スタイルに考えましょう」と。もう
一つがですね、「いつまでも健康に暮らしたい」。3つ目が「住み継がれる家」というとこ
ろなんですね。で、年代別に皆さんイメージをして頂きたいんですけども、60歳代にな
った時にどうなのか。セカンドライフを楽しみたいな~なんて考え方もあると思うんです
よね。で、まぁご主人が例えば時間が出来てきて、お料理に目覚めちゃったとかです
ね、そんな事もしながらお料理を楽しむっていうのも一つかなと思いますし、まぁ人それ
ぞれあると思いますが、そういった色々を楽しみたいっていうのが出てくると思います。
で、70代になると、今度は健康を考えた家作りをしていきたいな。で、今度80歳になっ
てくると、身体がやっぱり多少「あれ?」と思うことも出てくると思いますので、身体に合
わせた住まい方、そういったものも少し意識をしていきたいなと思いますね。やはり困
った時にいきなりじゃあって言う時はなかなか大変ですので、30年先を見据えた時に
どうなのかなっていう所で少しイメージをして頂くと良いのかなって思います。

 

もう半分以上の方が100歳まで普通に生きられる時代になってきておりますので、90
歳になってもですね、お家で過ごしたいっていう方もいっぱいいらっしゃいますし、そ
ういう時に在宅でどう過ごしていくか、安心安全な生活をどうしていくかっていう事も大
事なのかなって思います。

 

やっぱり今空き家対策みたいな事も色々言われているんですけども、手直しをしてい
く事によって次の子供たちにも資産として繋いでいく事が出来るっていう事ですね。

 

 

 

 

林友ホーム    高山忠勝さん

 

 


2018年8月23日

これは別に喋りが達者かどうかという事ではなくて、建築業者側の方に会話力は必要
だという事です。新築をする時は、ご契約いただく時、建物工事請負契約という契約書
にサインを頂くんです。これは売買契約ではないんです。売買契約というのは、コンビ
ニとかスーパーマーケットで物を買うみたいに出来上がったものをぽんっと買う、という
のが売買契約でして、マンションとか建売住宅も売買契約なんです。でも工事請負契
約というのは、契約書のサインをする時目の前に実はまだ何にも出来てないんです。
だからこんなものをお作りしますよという約束事を取り交わしているだけなんです。丸の
数が一個多い契約書で、何千万とかっていう契約書にサインをしてもらうのですが、目
の前にあるのは図面しかないっていう。せいぜい模型とか、そんな物しかないわけです。
その後に工事が着手されるわけですけど、こんなものをお作りしますよという事が、業者
からの説明とお客様のご理解が、ちゃんと深くすり合わせ出来てないといけません。だ
からそこの所で大事になってくるのが、一つ一つ色んな事を私ども説明していくんです
が、施主さんには施主さんでやりたい事が色々あったりだとか、叶えたい事があったり
だとかあるわけで、それをちゃんと汲み取ってまとめて整理して形にして提案していくん
ですが、そこのその会話のキャッチボールがすごい大事なんです。だから時々、家作り
に限らず、私たちがやりたい事はこうなんだけどっていうのが伝わらない時ってないで
すか?「この人何を言っても自分のことしか喋らないな」とか、「私が言いたいのはそこじ
ゃないのよ」とか、「なんか質問と答えずれるな、この人いつも」とか。そういう事を家作り
に限らずたまに経験したことがあると思いますが、それは会話のキャッチボールなんで
す。「私が言ってるのはこうでしょ」って言ったら、向こうがひょいっとボールを避けるわけ
です。そうしたら向こうからまた違うボールが出てくるわけです。それをまたそんなボール
いらないから避けるわけです。そういうドッジボールのようになるとお互いぶつけ合いに
なってしんどいわけです。ものすごく疲れるやり取りというか。だからやっぱりキャッチボ
ールにしなきゃいけないわけです。そこの所が上手いこと出来る業者かどうかというのが
すごく大事なポイントです。どうしてかというと、工事請負契約だからです。なかなか上手
くいかないというか、出来上がっても施主さん側の方にストレスが溜まってきます。

 

家そのものの話じゃなくて、今日は何となく建築業者の選び方みたいな話になってしまっ
ていますが、結構そこの所は意外と重要なポイントです。売買契約と違って、建売住宅と
かマンションを買うんだったらそれは見て買いますから、その人にちょっとくらい言葉が通
じなくても物を見て買ってるわけですから別に問題はありません。これが工事請負契約に
なってくると、ちょっと話は変わってきます。家の要望を伝えるというのは難しいんです。簡
単なようで、施主さんは建築に関する専門知識をお持ちなわけじゃないので、イメージを
伝えるといっても、写真とかを色々出される方も増えてきましたが、やっぱり意外と難しい
んです。その時に、ぼんやりした事を汲み取る能力が業者のほうに必要なんです。「あな
たのやりたい事はこういう事でしょ」と、イメージに合致したことをちゃんと言える能力がある
かどうかがすごい大事で、ヒアリング力とかインタビュー力ってすごいとても重要になるんで
す。

 

 

 

 

空間工房         岡本竜人さん

 

 


2018年8月10日
1 / 2312345...1020...最後 »