FM長野

・ノーメンテナンスは外なのでありえません。ローメンテナンスといっても人工物ばかりだと
冷たい印象にもなりますし環境にもよくないので、手入れのしやすいエクステリアやガー
ーデンをご紹介します。

・手入れを楽しんでやれるのが一番いいかと思います。

・まず天然芝です。天然物の良さはみなさんわかってらっしゃるかと思いますが、天然芝
だと芝刈りが大変だとおっしゃる方が多いです。天然芝でも端がまっすぐだったり障害
物がないと芝刈り機がけっこう使いやすくなります。ところが飛び石があったりすると芝
刈が大変になります。また芝は、将来的に高さがどんどん上がっていくものなので、飛
び石があると埋まっていってしまいます。ですので、なるべく飛び石などを設置しない
で、芝刈りのしやすい芝のガーデンにしていただくことです。

・植木なんかもまったく手がかからない植木というのはありえないですが、ほとんど放っ
ておいても大丈夫なものはあります。数年に1回枝をすかす程度の作業は必要です
が、基本的に雑木と呼ばれる今人気のあるもの、株立ちのアオダモとかアオハダ、ソ
ヨゴといったものは、そんなに手入れをしなくていいのでおすすめしています。

・こうした木は、上のほうに葉っぱがついて下は枝だけだったりしますので、下の空間
を生かしながら木漏れ日を楽しんだりできます。

・手をかける価値がある場所とそうでない場所をはっきりとさせることが大切です。たと
えば、家に方とかお客様からよく見えるところはこまめに手入れ、草を抜いたり掃除
をしたり水で洗ったりということもやる気が出ると思います。こうしたところには手をか
けていただいて、どんなに手をかけてきれいにしても人から見えない、たとえば家の
周りとか家の裏とかいった場所は、草の生えないシートを敷いて砂利などを敷いて
手入れしなくてもずっときれいな状態が維持できるような感じにしておくと、手入れす
るところとメリハリが利いて、やる気も出るかと思います。

・ローメンテナンスで大事なことは、あんまり気にしないということです。あんまり気にな
らない素材を選ぶことが重要です。中でも天然石を使っておくと、元々色むらなどが
あったりしますが、天然物というのは経年劣化ではなく経年変化や経年美化という風
にとらえられて味が出てきますので、こうしたものを中心にやっておくとか、人からよく
見える玄関から道路までのアプローチとかは、ちょっと高級で高いですが、高級素材
の天然石を使って汚れが気にならないような状況にしておくのもおすすめです。

・あと化粧砂利も白とかは人気がありますが、真っ白なものはかなり汚れが3~5年後
には気になるので、なるべく真っ白な素材は化粧砂利に限らずタイルや塗り壁など
もそうですが、選ばないほうがいいかと思います。

・砂利に落ち葉が落ちて大変と言う方が多いですが、ブロワーという風で飛ばすもの
を使えば割と簡単に掃除ができておすすめです。

 

 

◆アロウズガーデンデザイン  村田勇さん


2017年9月11日10時47分