FM長野

・導線とは、人が自然に歩いたり動く時に通ると思われる経路を線で表したものというような定義が
ありますが、簡単に言うと人が歩く道筋の部分のことです。

・エクステリアに限らず、住宅では大事なところになります。導線を無視して見た目だけのエクステ
リア・外構を作ってしまっても、結局できたあとでお客さまが実際に暮らす時に使い勝手が悪くて
は意味がありません。

・わかりやすい部分で言いますと、玄関と道路、道路から玄関というアプローチと言われる導線を
よく皆さん耳にされるかと思います。意外とそれ以外にも、玄関から駐車場といった導線のほうが
多かったり、駐車場から荷物を持って勝手口から入れたいといった導線など、いろいろな導線が
ありますので、暮らしていく上で一番使いやすいような形の導線を考えるのが大事です。

・お庭の中でも、リビングなどの掃き出しの窓からお庭に出る時に導線のひとつとしてウッドデッキ
や縁台のようなものを使ってお庭に出やすくするとか、ウッドデッキから出たらお庭の中にある菜
園に行くための導線などがあります。

・一例として、お庭に芝生などを植えて、デッキからステップのある菜園までを頻繁に歩いたりす
るとどうしても土が固まってしまったり、芝が剥げてしまったりして、結局道のようになるといった
ことがありますので、最初から飛び石のようなものを置いて対処したりします。

・シンプルにただ移動する分の導線以外にも、物置からタイヤを持って駐車場に行ってタイヤを
履き替えるとか、花壇でお花を植えたり芝を刈るなどの作業に伴って発生するような導線もあり
ます。タイヤの履き替えはお家の中でお父さんしかやらないとか、花壇はお母さんしかやらない
とか、人によってやる作業がいろいろなので、エクステリアのプランを考える時には、ご家族皆さ
んで導線についてイメージしていただければいいかと思います。

・使う頻度が多いところを舗装にしたり通路を作ったりして、そんなに通らないところは砂利を敷く
だけにするなど、ご予算も考えながら検討してみてください。

 

 

◆アイザックデザイン メリーガーデン  征矢野涼さん


2017年5月22日19時24分